未知の天国、あるいは銀河の果て

やほー
こちらの更新がすっかり久しぶりになってしまったねーーお元気ですか?

この度この場所の良いタイトルを思いついたので、ぽちぽちと書いてみています。思いついたと言っても、聴いてたPodcastから影響を受けただけではあるのだけど。

いつも聴いている『Call If You Need Me』というPodcast、これはミュージシャンをやっている2人が濃い雑談をしている番組で、その最新エピソード(#38)にとても印象的な言葉が出てきて。

NEVER CHOOSE A FAMILIAR HELL OVER AN UNKNOWN HEAVEN.

日本語に訳すと、「未知の天国よりも、慣れ親しんだ地獄(あるいは退屈のようなもの)は決して選んではいけない」といったニュアンスの文章なんだけど、ここからの引用で「unknown heaven(未知の天国)」というのがタイトルにいいんじゃないか…?と、今日歩きながら聴いていて思ったのでした。

何となくだけど、わたしたち(わたしたちは「わたしたち」と呼んでいい関係性かしら…?)はどちらも誰も足を踏み入れたことのない場所を開拓して自分の居場所を作る、みたいな意味で「unknown heaven」を目指していく人たちなのかな、って直感的に思っていて。逆に言えば「familiar hell」に長居していられるタイプでもない。LIGHT HOUSEの#3で若林さんが「初めてラップのレコーディングをするときに、行ったことのない場所(レコーディングスタジオ)に行く感覚を久しぶりに味わってすごくわくわくした」って言ってたこととか、源さんが言ってた「前例のないことを今までやってきたし、それが面白いのに」というような話にも通ずると思った(LIGHT HOUSEの話ばっかしちゃうねごめん)。
同じニュアンスでこのプラットフォームは、「heaven」とまでは言わないけどなにか心地よさとか自由さを目指しながらも、まだあまり知られたり真似されたりしていない、いわばunknownな場所なのかな、と思って、タイトルとしてしっくりくるような感覚があった。どうでしょうか「unknown heaven」、ご意見お聞かせください。

先日行った小山田壮平さんのライブで「投げKISSをあげるよ」という歌を聴いたとき、「銀河の果てでさまよう君に 投げKISSをあげるんだ」という詞にものすごくぐっときてしまったんだよね。アンコールの3曲目というのもあったかもしれないけど、今のわたしは間違いなく(familiar hellのほうの)銀河の果てでさまよっているので…。でももしunknown heavenに辿り着けたとしても、そこだって結局銀河の果てなんだと思う。unknown heavenの意味での「銀河の果て」を目指していきたいな。

ここに貼ろうと思って「投げKISSをあげるよ」のライブ映像を探したら、オフィシャルで4つくらい出てきて嬉しかった。andymoriの頃の映像(というか音)も素敵です。